モデルの世界は華やかなので、高給取りを期待される方も多いと思いますが…
美味しい仕事はそんなに甘くない
実は、そんなにもらえることはありません。
時代の景気にも左右されますが…
モデルになりたい方が増加している現状、ギャラも安くなっています。
TVのお仕事でもノーギャラが大分増えました。
ギャラをいただける場合もその金額は様々ですが…
基本、その人の実績や実力で決まってきます。
雑誌専属モデルの場合、日給や時給ではなく、年契約で月額のギャラがでます。
読者モデルの場合、基本ノーギャラで考えていただき、ギャラありであれば¥1,000〜¥10,000位。
誰もが知る有名なモデルになれば、一日あたりのギャラ、撮影一回あたりのギャラも高額なものとなります。
そうなれば一般の企業に務める方より、収入は期待できるかもしれません。
勿論、そこに至るには時間という名の投資も必要となります。
基本、有名モデルにでもならない限り、安定収入はありませんので、心して取り組みをしなくてはいけないと思ったほうが賢明でしょう。
事務所に所属されているモデルさん場合、ここから事務所規定の手数料を引かれます。
「撮影されたのは自分なのに、何故ギャラを引かれるのか?」
よくコレに近いような話が出ますが…
仕事をいただくには、1人1人に合ったプロモーションに仕方を考えたり、それらをPRする為の営業回りをする必要もあります。
自分で営業回りをして…
「私凄いんです!」
というより…
「凄い子がいるんです!」
と第三者に言われたほうが…
「仲間にコレだけ信用があり、それを真剣に営業させる凄い子なのかもしれない…」
…と思わせることもできますので、1人で営業するより高額なギャラが発生しますし、組織力に期待した後の広がりも大きなものとなるでしょう。
そうなれば、当然、誰かが動くことになるので、人件費や交通費、事務用品等のコストもかかります。
引かれた分は自分の為に使われていると考え、互いに理解を深め前進したほうが今後の人間関係にも良いと思います。
「短期は損気」
仕事が1つでも多く入れば、後のモデル業に役立つ能力となりますので、結果的に何を手に入れたいのかをしっかり見つめた行動をとりましょう。
モデルになったからといって、スタート直後にいきなり仕事が沢山入ってくることはありません。
月に1度も仕事をしないことも十分ありえます。
駆け出しの頃はモデルとは違うお仕事を見つけるなどして、別収入もキチンと見つめるようにしましょう。
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